私は 安井 裕子と申します。
名古屋市を拠点に フリーランスの外構図面屋として 活動しています。
私は 南九州大学の園芸学部造園学科を卒業して以来
勤務先は変わりましたが 一貫して外構設計職として働いてきました。
個人のお客様のお庭の改修から 住宅メーカーの宅地分譲まで幅広く経験し
今までに手がけた物件数は 1200件を超えております。
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・「いつまでも安心快適に暮らせる すまいつくり」
これは 図面をかくときに 私が一番重視している点です。
・常にお客様の目線にたって日々の生活を想像し くらしの提案を心がけてきました。
デザインを作ることは どうしても自分の考えを押し付けがちになります。
そのためお客様の依頼とずれていないか注意しながら ものづくりをしてきました。
・朝 みんなを送り出した後 ここでどんな時間を過ごすだろう
雨の休日 どんな時間をわかちあいたいだろう
行くのが楽しみになる場所って どんなだろう
この木が大きく成長するころ どんなくらしをしているだろう
そうやってお客様の目線にたって想像し デザインだけでなく使いやすく
年月が経つほど馴染むようなものをつくりたいと思い 図面に取り組んできました。
・家は自分だけの城であり いわば人生の基地といえます。
体を休め 英気を養い やすらぐことのできる場所があるから
人は安心して外に出かけることができるのではないでしょうか。
・日々の暮らしは 時間とともに様々に変化し続けます。
病気やケガで 体が不自由になることもあります。
どんなときでも自分らしく暮らすことが 人の願いであると私は考えます。
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フリーランスの外構図面屋になる前 私はいくつもの会社を 転々としてきました。
自分なりにやってきましたが うまくいかなかったことのほうが多いし
まっすぐ歩いてきたとは いえないのかもしれません。
樹木に例えるならば 私は梅です。
梅には 桜のような華やかさや優雅さはありません。
ごつごつした枝をしているし あまり美しい木の形とも言えません。
梅の実は サクランボのようにそのまま食べることの出来る甘い果実でもありません。
しかし梅は まだ寒い２月に花を咲かせ
道行く人々にいち早く 春の訪れを教えてくれます。
果実は梅干や梅酒となり 毎日口にしても害がなく
その少し癖のある味は 人の心を癒します。
私は 桜にはなれません。
しかし 桜には桜のよさがあります。梅には梅のよさがあります。
私は雪の中負けず花を咲かし続ける そんな梅でありたいと思っています。
