2,000円札を、ひさしぶりに見てみました。
映画ペーパー・ムーンで、20ドル紙幣が出てきて
「20ドル紙幣かあ。日本にはこういうお札はないなあ」、と思っていたら
2,000円札があることを思い出しました。
・どこかにしまっておいたはず、と探したら出てきました。
見るの、いつ以来だろう。10年以上はたってます。
2,000円札は今でも使えるそうですが、スーパーやATMでは出てこないですね。
・2,000円札の一番の特徴は、表面のデザインに人物の肖像を採用していないことです。
財務省HPによると、表面は沖縄の守礼門(しゅれいもん)、裏面は源氏物語絵巻。
裏面の文字は、源氏物語絵巻第38帖「鈴虫」の詞書(ことばがき)だそうです。
お札に絵巻の文字が入っているのって、おもしろいですね。
・あらためて見てみると、結構きれいなデザインですね。
中央上部や右下にお花があったり、ピンク色やオレンジ色のインクが使ってあって
全体的にやさしい色使いです。裏面右下にちいさく紫式部がいるのが、おもしろい。
ほかのお札と違って、透かしが左に寄っていますが、不思議と違和感はないです。
・2,000円札は、あまり普及しませんでしたね。私も3、4回くらいしか使ってません。
2のつく額面に不慣れで、混乱するし、計算を間違えるしでダメでしたね。
そうこうしているうちに、ほとんど目にしなくなって、数年たったころ
この2,000円札が手元に来たんです。
・折り目が3本ついてるから、なにかで頂いたのかなあ。よく覚えていないです。
「2,000円札はレアキャラで、ラッキーアイテムだから持っておくといいよ」
なんて話もあって、それで使わずにいました。
結局それ以来2,000円札はこなかったので、保管しておいてよかったと思います。
2,000円札をひさしぶりに見てみたら、とてもいいデザインであることに気づきました。
あまり普及はしなかったけど、やってみなければわからないことだし
これはこれでよかったと思います。